薬剤師が取れる資格

キャリアアップ、スキルアップをするために、取得可能な資格にはどういうものがあるでしょうか。今後、増々需要が見込まれる資格や薬剤師が取得できる資格をご紹介させて頂きます。

研修認定薬剤師

薬剤師はその時々の医療需要と社会的要請に応える為、生涯にわたって研修などによる自己研鑽が必要とされています。その研修実績の保証の1つとして認められた薬剤師資格です。

薬剤師の業務を良質なものにする為、基礎薬学、医療薬学、衛生薬学及び薬事関連法規・制度などについて、一定期間内に所定の研修を修了後、申請することで認定されるため、他の医療従事者や患者様からの信頼が高まります。

【認定団体】 公益財団法人日本薬剤師研修センター
【URL】 http://www.jpec.or.jp/

認定実務実習指導薬剤師

6年制薬学生の実務実習の指導者にあたる薬剤師の認定制度です。薬剤師として職能の向上に努め所定の研修を修了後、申請することで認定されます。薬学生の実務実習に情熱のある薬剤師として認められており、薬剤師の育成に貢献することができます。

【認定団体】 公益財団法人日本薬剤師研修センター
【URL】 http://www.jpec.or.jp/

小児薬物療法認定薬剤師

小児科領域の医薬品に関わる専門的立場から医療チームの一員として力を発揮出来ることができ、患児とその保護者に対し医薬品に関する指導ができると認定された薬剤師資格です。2012年に制定された新しい認定薬剤師制度です。NICUを始め小児病棟、調剤薬局と活躍の場は広がっています。日本薬剤師研修センターと日本小児臨床薬理学会の所定の研修を修了後、試験に合格する必要があります。更新には3年毎の単位を取得し、講習を受ける必要があります。

【認定団体】 公益財団法人日本薬剤師研修センター
【URL】 http://www.jpec.or.jp/
【認定団体】 日本小児臨床薬理学会
【URL】 http://health.med.kagawa-u.ac.jp/jdpt/

がん専門薬剤師

がん薬物療法を支える専門的な知識を持っていると認定された薬剤師資格です。

高度化するがん医療の進歩に伴い、設立された制度で、所定の研修と実務経験を積み申請することで認定されます。がん領域の薬物療法等に一定の水準以上の知見を有することで臨床現場において活躍することができます。薬剤師として関わる資格で唯一医療法上の広告が可能な資格です。

【認定団体】 一般社団法人日本医療薬学会
【URL】 http://www.jsphcs.jp/

精神科薬物療法認定薬剤師

精神科領域の薬物療法に専門知識を持っていると認定された薬剤師資格です。精神科領域における様々な症状に合わせた薬剤管理、薬剤情報を提供することができます。

精神科薬物療法を取り巻く問題(自殺や社会復帰など)が増え、精神科の薬物療法に特化した薬剤師の役割が大きくなっています。精神科薬物療法に一定水準以上の知見を持つ精神科領域の薬剤師の存在はますます必要とされるでしょう。

精神科薬物療法認定薬剤師の資格を取得後は、ステップアップの一つとして、精神科専門薬剤師への道があります。

【認定団体】 精神科薬物療法認定薬剤師
【URL】 http://www.jshp.or.jp/

緩和薬物療法認定薬剤師

主にがん治療において緩和医療チームに参加し、医師や他の医療スタッフと連携の上、専門的に緩和ケアに従事出来ると認定された薬剤師資格です。 また、がん治療だけはなく、ホスピスや緩和ケア病棟などで薬の管理や薬物療法を行っていくことができます。

日本人の3人に1人はがんで亡くなっています。平成19年4月に施行された「がん対策基本法」には、在宅における緩和ケアの充実を図るため、モルヒネなど医療用麻薬の適正な使用の拡大が盛り込まれています。ホスピスや緩和ケア病棟が年々増えており、がん治療において緩和ケアは治療初期から並行して行われる治療の一つです。緩和ケアチームに薬剤師が加わることでチーム医療に大きく貢献しています。活躍の場は緩和病棟やホスピスに限らず、在宅で治療を行うがん患者も増加している為、活躍の場も広がっています。在宅緩和ケアを積極的に行う薬局も増えていることから調剤薬局の薬剤師も取っておくと有利な資格の一つです。

【認定団体】 一般社団法人緩和医療薬学会
【URL】 http://jpps.umin.jp/

腎臓病薬物療法認定薬剤師

透析・腎移植を含めた慢性腎臓病診療などの腎臓に関わる薬物適正使用に関して一定水準以上の知識・技能を持ち、専門性を生かした学術活動・研究活動の実績を有すると認定された薬剤師資格です。透析・腎移植を含めた慢性腎臓病の知識だけでなく、薬物療法や透析の専門性を活かし薬物の適正使用を推することができます。患者教育によるアドヒアランスの向上を目的とし、それを実践出来る薬剤師が必要とされています。

【認定団体】 日本腎臓病薬物療法学会
【URL】 http://jsnp.kenkyuukai.jp/information/

スポーツファーマシスト

最新のドーピング防止規則に関する情報・知識を持ち、アスリートを含めたスポーツ愛好家に対して、薬の正しい使い方の指導などを行うことができると認定された薬剤師資格です。

2020年に東京オリンピック開催が決まり、オリンピックではアンチ・ドーピングに関わる専門家として公認スポーツファーマシストの需要が高まると言われています。

【認定団体】 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構
【URL】 http://www.playtruejapan.org/

糖尿病療養指導士(Certified Diabetes Educator:略称CDE)

糖尿病に関する高度で幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援することができる能力を有する医療スタッフの資格です。

日本では2000年に日本糖尿病療養指導士(CDE-J)認定機構が発足しました。厚労省では5年に1度糖尿病の有病数を推計しており、2012年の調査では950万人と前回調査より60万人増加し過去最多になりました。療養のエキスパートである糖尿病療養指導士は他の医療スタッフからの期待も高くその価値は年々高まっていくと言えるでしょう。

【認定団体】 一般社団法人日本糖尿病療養指導士認定機構
【URL】 http://www.cdej.gr.jp/

日本褥瘡学会認定師

褥瘡(じょくそう=床ずれ)に関する正しい知識持ち、褥瘡の高齢者に適切なケアを施すことができると認定された医療スタッフの資格です。

褥瘡の予防と治療、看護には多方面からの協力とアプローチが必要であり、療養型病院に勤務している薬剤師を始め、今後在宅医療が推進されることから薬局薬剤師も取得が望まれる資格の一つです。

【認定団体】 一般社団法人日本褥瘡学会
【URL】 http://www.jspu.org/

上記ピックアップした資格以外の認定薬剤師や専門薬剤師

感染制御認定薬剤師、漢方薬・生薬専門薬剤師、栄養サポートチーム専門療法士、 サプリメントアドバイザーなど。

薬剤師免許があれば届け出するだけで取得可能

毒物劇物取扱責任者、食品衛生管理者

薬剤師免許があれば受験資格あり

臨床検査技師や甲種危険物取扱者

薬剤師の資格を持っていると様々な資格を取得することが可能ですが、大事なことはどういう資格を取れるかではなく、どういう薬剤師になりたいか?その為に手助けとなる資格は何かを見つけて取得することですね。

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